こんにちは、ビビ子@obivivituberです。
VRの伝道師 – 株式会社エクシヴィ 近藤義仁 GOROmanさんの本
『ミライのつくり方 2020-2045 僕がVRに賭けるわけ』の紹介とともに、
バーチャルYouTuber(以降、Vtuber)×VR初心者の人たちへの指針となる記事を書きました。
記事早見×会話
序:GOROmanさんの歴史
以下、MoguraVR の記事からの抜粋です。
2010年:株式会社エクシヴィ創業。
2013年4月:KickstarterにてOculus Rift DK1を入手。『Mikulus』の
前身となるアプリを公開。
2013年8月:桜花一門氏と「Oculus Festival Japan」を開催。
『MikuMikuAkusyu』公開。
2014年:Oculus Japan Teamを立ち上げ、OculusVR社の親会社である
Facebook日本法人の社員になる。
2016年12月:Facebook日本法人を退社。
2017年6月:『Mikulus』が「VRクリエイティブアワード2016」個人部
門最優秀賞受賞。
その他詳細はこちらをご覧くださいませ。
いや~初めて見る人はわけわからない用語ありすぎると思いますww
株式会社エクシヴィでは、代表取締役社長として大手メーカーなどのゲームの受託開発をしていたそうです。
ちなみに会社の名前の由来は、
X6800 XVI からとったそうす。パソコン機種ですね。
詳細はこちらです。
この時点ですんごいマニアック感が伝わります。
ただこのマニアックさが、後に初めてVRセットを販売した
オキュラス社創立者である、パルマ―ラッキーさんと仲良くなることになります。
パルマさんも相当なオタクらしく、GOROmanさんがKADOKAWAの方と
一緒に初めてオキュラス社に訪問した際にも、突然現れて、
ソードアートオンライン(※)について熱弁したとのことです。※KADOKAWAから原作小説が販売され、アニメにもなっている
GOROmanさんはなんとか会うためにソードアートオンライングッズを
買い占めて、会う口実を作ったとか。
努力が実りパルマさんから販売許可がおり、そして日本のオキュラス社を
作るため、VRセットを宣伝しまくったそうです。
しかし、オキュラスはFACEBOOKに買収され、止む無く、FACEBOOK社
員となったわけです。
好きなことができず、GOROmanさんは退職しました。
VRビジネスの衝撃 著書の新清士さんの進言もあり、
最新オキュラス製のVRヘッドセットで動く、新たなMikulusの開発を始めました。
そう、Mikulusとは、初音ミクのことです。
もっと知りたいという方は、
本を読んでもいいですし、こちらのサイトもオススメです♪
・濃すぎる経歴のVRエバンジェリストがOculus VR社を退社! GOROman氏が初音ミクと歩き出すVRの未来とは?
・MikulusをVR OSに──GOROman氏が想い描く「空間パラダイム」の世界
本:GOROmanさんからみるVR
本にはVRの将来性についてGOROmanさんが質疑応答されている章があります。
VTuberやる・やらない人含めて知ってほしいです。
その一部分を紹介します。
『ミライのつくり方 2020-2045 僕がVRに賭けるわけ』抜粋
Q.CGキャラクターによる『バーチャルYoutuber現象は』なぜ起きたのでしょうか。
『違う見た目のものになりきる』ことが人の心に大きな影響を与えるからです。
→ほんとにそのとおりですし、私はすべての人に夢を与えてくれるものだと信じています。
Q.Vtuber現象の先には何があるのでしょうか
『アバターでコミュニケーションをするのが当たり前』の世界があります。
VR空間でのコミュニケーションの基本であり、
VR以前からの大きなパラダイム変化です。
→つまり、コミュニケーション方法が変わるということです。
私みたいに在宅ワークしている人たちが打合せに参加する際にアバターを用意するのが必須になったり。学校授業も一対一になったりと。
今のインターネット環境でも十分できます。
がしかし、人と会ったときに、あいての表情、息遣い等で話の進行が変わることはよくあります。
それがアバターで表現できたらイイじゃん
ということです。
もはや移動する必要もないし、引き篭もっていいわけですよ。
私にとっては最高です。
結:そして、ビビ子の感想
GOROmanさんが動画でレディプレイヤー1についてこのように
語っていました。
レディプレイヤー1って2045年の設定ですけど、ヘットセットなんてつけていないだろうし、もう今できてんじゃん。
(中略)
2019年とかじぇねぇのこれ
たしかに!!
先駆けている人の言葉は説得力があります。
ヘットセットに限らず、映画に登場してくるアプリのほとんどは今できていますよね。
ふむふむ。納得です。
てことは、1年後、2年後には今よりももっと技術が向上して、1人1アバターをもってVtuberすることも、ビジネスとして活用されることも
当たり前になっていくと思います。
ここまで話すと、スマホが販売されたときと同じで、
依存すると危ない説 が出てきます。
ただ、GOROmanさんも語ってきましたように、本当に良いモノは
人の生活を便利にさせ豊かにさせるものです。
つまり、前回記事でも書いたように、誰でも見れたりできる
ということに価値があります。無限の可能性があります。
レディプレイヤー1の結論である
『現実のほうがリアル』
結局、現実があってこその仮想だということです。
誰でも、いつでも、どこでも主人公になれるアバターを作ろう。
またねー。